四字熟語(よみかた・説明)        INDEXへ
番号 熟語 よみかた 性  質  等
1 鯔背銀杏 いなせいちょう 江戸時代、江戸日本橋の魚河岸の若者が結った髷(まげ)。▽形がボラの幼魚イナの背に似ていることから。
2 鰥寡孤独 かんかこどく 老いて身寄りのない寂しい独り者のこと。▽妻を失った夫、夫を失った妻、親を失った子供、子供のいない者、の意から。
3 旗幟鮮明 きしせんめい 自分の態度・立場や主義・主張などが明らかであること。▽旗じるしが鮮やかなことから。「きしょくせんめい」は誤読。
4 魚潰鳥散 ぎょかいちょうさん 群れ集まっていた魚や鳥が、四方八方に散り散りになるように、敗軍が逃げまどうさまをいう。
一覧   5 魚質竜文 ぎょしつりゅうぶん 見かけは竜のようにいかめしいが、内実は魚のようである。外面を偽ること。「羊質虎皮(ようしつこひ)」も同意。
6 漁網鴻離 ぎょもうこうり 求めたい物と実際に得た物が異なることのたとえ。▽魚をとろうとした網に大きな水鳥がかかる意から。
7 魚目燕石 ぎょもくえんせき よく似てはいるが、偽物であるたとえ。▽魚の目玉と燕山(えんざん)から出た石は宝石に似ているがそうではないの意から。
8 魚目混珠 ぎょもくこんしゅ 本物と偽物が入り交じっていて紛らわしいたとえ。▽魚の目玉と珠玉がよく似ていることから。
9 魚爛土崩 ぎょらんどほう 国家などが内部崩壊するたとえ。▽魚が内部から腐り、積み上げた土が下から崩れ落ちることから。
TOP 10 魚麗之陣 ぎょりのじん 戦闘で、魚が群れをなして泳ぐような隊形。「ぎょれいのじん」とも。
11 魚鱗鶴翼 ぎょりんかくよく 戦闘で、魚の鱗(うろこ)を敷き並べたような陣形と、鶴(つる)の翼を広げたような陣形。
12 鯨飲馬食 げいいんばしょく 一度に多量に飲み食いすることのたとえ。牛飲馬食ともいう。▽鯨が水を大量に飲み、馬がたくさんの草を食うことから。
13 賞花釣魚 しょうかちょうぎょ 「花を賞(め)で、魚を釣る」とも読む。優雅で、悠々自適の境遇と心境のたとえ。
14 鮮血淋漓 せんけつりんり 真っ赤な血があふれ、したたり落ちるさま。「―とほとばしる」
一覧15 鮮車怒馬 せんしゃどば 乗り物や、身の回りのものに贅(ぜい)を凝らすことのたとえ。▽美しい車と、血気盛んな馬の意から。
16 池魚籠鳥 ちぎょろうちょう 拘束されて、不自由な身の上のたとえ。▽池の中の魚と、籠(かご)の中の鳥の意から。
17 沈魚落雁 ちんぎょらくがん 美貌の女性を形容することば。▽あまりの美しさに、魚も水深く沈み、空飛ぶ雁(かり)も列を乱して落ちてくるの意から。
TOP 18 魴魚赬尾 ほうぎょていび オシキウオ(淡水魚)の尾は、もともとは白いが、疲労すると赤くなる。人民の苦労のひどいことにたとえる。

このページは、角川書店偏 「魚偏の漢字」 から転記しています。

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